フリーマーケットブルース『第二弾』

もみ上げからつながる濃いひげを生やした中東系のセラー、
このランタンに興味を示すと誇らしげに“新品だぞっ!”と声をかけてきた。

90年代のモデル、 "Newbie"新参者とでも訳せばよいのか・・・。

確かに完全な未使用だった。

しかし、せいぜい60年代くらいのモデルが欲しいところ。

手に入れることなく写真にだけ収め、帰路に着いた。

 

エステートセールからの放出品だろうか、一見ガラクタばかりの中に聳え立つ木箱。

良く目にする手作りのランタン収納用の木箱だ。

ゆっくりとふたを開けてみるとニッケルプレート輝くタンクがまぶしい。

“う〜ん、こんなところに隠れていたのか”、ひとりつぶやく。

 

巨大!ハンディーガスプラントストーブ


2013年春(初夏)、陽気も良くなってきたのでワークショップよりこんな一台を引っ張り出してきました。クモの巣やほこりを簡単に払い落とし、プレッシャーゲージを確認するとそこそこの気圧が掛かっている様子・・・。

入手してから点火したことが無かった一台のため、本来であれば要所要所を点検した上で点火すべきところでしたが、バルブをひねると『しゅーーーっ』とガスのにおいと空気の抜ける音が確認できたのでそのまま思わず点火してしまいました。

最初の数分はやや火達磨になりそうなほど炎が上がりましたが、しばらくするとけたたましい音と共に安定した炎へと変化しました。う〜ん、こいつで野外カレーでも作ったらきっと美味しそうですね。

少しづつレストアをして行きたいと思っています・・・。


以下(↓)、ユーチューブにビデオアップロードした画像をお楽しみください。

近日、ハンディーガスプラントの日々レストアレポートを段階をおって公開予定です!


マイカグローブの張替え(I氏投稿)

今回は古いマイカグローブをお持ちのI氏によるマイカシートの張替え作業レポートとなります。まずは念のため、マイカとは日本語では雲母(うんも)と呼ばれる鉱物から作られたものです。はるか昔から薪ストーブののぞき窓やランプのホヤとして活用されています。ガラスグローブの輝きある明かりとは対照的に、ほんのりくすんだ感じの明かりが雰囲気を醸し出してくれます。

1枚目の写真は解体をした後のお写真のようです。実際に解体をしてみるとよく分かりますが、非常に薄いためここまで解体するまででも以外と大変な作業であったことが想像できます。

そしていざ新しいマイカシートを組み入れ、再度組み合わせた状態です。マイカシートはプラスチックの下敷きのように弾力性があるため、意外ときっちりと形が整いやすいようです。

最後の写真はI氏所有のAGMモデル57に装着されたマイカグローブの雄姿です。なんとも言えない暖かい明かりがとても素敵ですね。お写真を提供いただきましたI氏へ、投稿をいただきありがとうございました!

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I氏からのコメントご紹介
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『マイカグローブの張り替えた写真を送ります。 ランタンはagmモデル57です。サイズが今のリブロではないです。 マイカシートは、年数がたつとはがれがあるので、パッキンと同じで消耗品と思います。 フレームは金属なのでリサイクルすればとレストアしました。 注意して組み付けをしていたのですが、ピンポイントに力がかかり、キズを作りました。 昔の職人さんの姿を思い浮かべて楽しんでいます。』


ハンディーガスプラントに生えたプロペラ?

実はこのハンディープラントをその昔見つけた際、『うんっ・・・?』と一瞬じっと見つめてしまったのを今でも覚えています。ハンディープラントにお詳しい方が見れば直ぐに分かるように、この一台には例に見ない大きな『プロペラ』状の五徳が四方に付いています。

『こんなタイプもあったのか・・・・』と考えつつも古いカタログや資料を見る限り、どこにもこのような五徳が付いたガスプラントは見つかりませんでした。

そんな想いを頭の隅に置きながらもこのプロペラ、かなり重宝するのは見ての通りです。

長いことしまい込まれたいたこの一台ですが、今回レストアを試みることもあり、このプロペラの実態を探るためにもとりあえず取り外してみました(↑)。

1枚このプロペラを外した状態がこの写真です。こうして見ると分かりますが、オリジナルの五徳に穴を開けたりすることなく、五徳を止めるためのスクリュー用の穴をうまく利用している点が見て取れます。賛否両論あるかと思いますが、いずれにしても相当古い時代に取り付けられたものと想像できるこのプロペラ、良い意味での改良だと思います。ひとまずレストアではオリジナル性を生かし、取り外そうかと思います(いつでもまた取り付けることはできますので・・・)。


おちゃらけコンビもこの通り“ますます”大きくなりました(ワークショップにて)。

このコーナーはまた定期的に更新させていただきますので、是非ともまたお立ち寄りください。

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チェックバルブレンチ
絶対に必要です!

オールドコールマンのメンテナンスには、チェックバルブレンチは必需品です。ライティングコールマンで主に利用しているものは1960年代頃のものですが、日本国内では大型アウトドアショップのナチュラムさんで入手できます。

U.S.モデル用はこちら icon で、カナダモデル用はこちら iconで購入できます。※注:当方オンラインショップへの注文ではありませんので、ご注意ください。当方からは商品紹介のみとなります。購入は、ナチュラムさんへの直接注文となります。


チェックバルブレンチについては、こちらの参考ページ
をご覧下さい。

 

 




シアーズパーツカタログ

222レストアレポート

雑誌ライティングコールマン

”雨の日ストーリー”

”アーリーウィンターストーリー”

”スノーランドストーリー”

2007ハロウィーン 

 

 

 

チェックバルブレンチ
絶対に必要です!

オールドコールマンのメンテナンスには、チェックバルブレンチは必需品です。ライティングコールマンで主に利用しているものは1960年代頃のものですが、日本国内では大型アウトドアショップのナチュラムさんで入手できます。

U.S.モデル用はこちら icon で、カナダモデル用はこちら iconで購入できます。※注:当方オンラインショップへの注文ではありませんので、ご注意ください。当方からは商品紹介のみとなります。購入は、ナチュラムさんへの直接注文となります。


チェックバルブレンチについては、こちらの参考ページ
をご覧下さい。

 

居心地が良いのか?

オールドコールマンの収集をすると必然的に修理やレストアも必ずと言ってよいほど伴ってきます。当ワークショップの面積は約8〜10畳間くらいでしょうか、所狭しと色々な道具やアウトドアグッズがしまい込まれています。

個人的にはアウトドアが大好きな為、オールドコールマングッズ以外にもオールドタックルやオールドツールなどなど、意外と楽しい空間でもあります。

そのせいか、子供にとっても興味津々なるものがあるようで、私が夜な夜なお酒を飲みながら一人の時間を楽しんでいるといつもこの調子・・・。同じようにここで一緒にくつろぐのが好きなようです。


こんなポラロイドも・・・



見る人が見ると懐かしいですね。


ついついと増えてしまう古いツール。



古いルアーも好きです。


”後ろの棚、ド付くなよ・・・”