ジェネラルBUYING TIPS

参考写真
パーツ名
どんな時に必要(交換)?
ジェネレーター
いざ点火してみると、火達磨になってしまった時、灯り(火力)が安定しない、ちらつく、消えてします、消化できないなど、ランタンの灯りにまつわるトラブルがある際、まずはじめに点検する必要のあるパーツです。内部にすすや不純物が詰まっている可能性あり。分解クリーニングしても症状が改善しない場合、またニードルをはじめ、ジェネレーターそのものが破損している場合は、交換が必要です。
ガラスグローブ

ガラスグローブの場合、隅が欠けた程度であればしばらくは使えるかと思いますが、線上にひびが入ってしまった場合、熱で収縮を受けますので、安全のためにも、新しいグローブと交換をしましょう。

コールマンのグローブについてのお話は>>>こちら

エクセントリックブロック
ジェネレーター内(すす)をセルフクリーニングするタイプのジェネレーターを備えたモデルには、ジェネレーターニードルとこのパーツが接続されています。てこの役割をする小さなパーツですが、時折破損する場合があります。これ無しでは、点火、消化、クリーニングが出来ませんので、破損している場合は交換が即必要です。平均2-3センチくらいの大きさのパーツです(素材は様々です)。
ティップクリーナー
(クリーニングニードル)
上記のエクセントリックブロックを動かす役目をするパーツです。このパーツのレバーをくるくる回すと、その動きがエクセントリックブロックに伝わり、さらにその先に連結されているジェネレーター内のクリーニングニードルが上下し、ジェネレーター先端のジェネレーターティップの小さな穴が掃除されることになります。このパーツそのものが破損するケースはあまりありませんが、中間にあるグラファイト製パッキンが破損、磨耗してガス漏れをするような場合は交換が必要です。
ジャムナット
ジェネレーター本体を留めているパーツです。よほどのことでない限り、壊れるような個所にあるパーツではありませんが、ジェネレーター根元からじわじわと燃料が漏れ出している場合、以外とこのジャムナットが駄目になっている場合があります。万が一のため、1-2個くらいは予備に持っていても良いかもしれません。
バーナーチューブ 
ジェネレーター先端から気化されたホワイトガスを、バーナーキャップまで運び込む間、その中間につけられたパイプです。モデルにより長さなど様々ですが、最も良い空気との混合比で気化されたホワイトガスを送り出すために、以外とこの長さや太さがモデルごとに設計されているそうです。でも、カナダモデル200系とアメリカモデル200系では、このバーナーチューブの長さが随分と違いますが、これはどういう事なんでしょうかね...?カナダモデルに装着されている方がかなり短いようです。曲がったり、穴が空いた場合など、交換が必要です。
キャップ&スクリーン
バーナーチューブの先端についている、マントルをくくりつけるパーツです。マントルがくくりつけやすいように、ミゾが付いています。モデル(ランタン)ごとに計上や素材は異なります。スクリーンが破損・欠損した場合は、是非交換したいパーツです。長いこと保管しておくと、クモが良くここから入り込み、チューブ内に巣を張っているケース、以外とあります。これが地グモのような巣を張るクモの古い巣だと、ものすごく固くなります。すると、?????と頭をひねってしまう不可思議なトラブルに遭遇します(体験あり!)。
ポンププランジャー

ポンプリペアキット
ポンププランジャー、ポンプリペアキットなどと、やたらと区別が付きづらい説明となっていますが、後者のキットは、前者に+アルファ他のパーツ(カップなど)がついているものとご理解ください。ポンプそのものが破損するケースは余りありませんが、曲がってしまった場合など、スムーズにポンピングが出来なくなりますので、そんな時は交換してあげてください。モデルによって長さの違いなど、適合機種(パーツ番号)がありますので、ご注意ください。PEAK1系のランタン・ストーブは、短いです。
ンプカップ
写真の皮製とネオプレーン製があります。前者は主に古いタイプのランタン&ストーブのポンププランジャーに使用されています。ネオプレーン製は比較的新しいモデル(1980年代モデル以降)から現行品に至るまで、利用されています。皮製は硬直してしまっていても、オイリングしてあげると、また復活するケースが多々あります。定期的に交換してあげても良いパーツではないでしょうか。破損してしまった場合は、交換必須です。
ガスケットパッキン

古いタイプのビス付きガスキャップ(フィラーキャップ)には、ガスケットディスクアッシーと呼ばれる部品が取り付けられており、その部品にこのガスケットパッキンがはめ込まれています。ガス漏れを防ぐために、安全上注意を払ってあげる必要のあるパーツです。古いモデルをお持ちの方は、是非交換してあげてください。*キャップ本体が破損している場合など、このパーツの交換のみではガス漏れを防ぐことができない場合、リプレースメントとして現行品フィラーキャップに交換して実用することをご検討ください。

ボールナット
ベンチレーターを止めるパーツです。どこかへいってしまった場合、新しいものを取り付けてあげてください。ほとんどのモデルのランタンに適合します。
クリップ
ポンププランジャーに付いているキャップと本体を留めるクリップです。1950年代から1980年後半くらいまでのモデルに利用されています。曲がったり、どこかへいってしまった時のために、備えたいパーツです。
グラファイトパッキン
メインバルブからのガス漏れによるランタン火達磨事件(惨事)他、ひやっとする思いをした経験のある方には、お勧めするパーツです。グラファイト製のため非常にもろく、ガス漏れがするからといって、きつく閉めすぎると、逆に完全に破損してしまいます。必須パーツです。モデルにより大きさは様々ですが、現在入手できるタイプは、主要なモデル用のみとなっています。
フュエル&エアーチューブ アッシー
上記ジェネレーターに異常がなく、またジェネレーターを新品に交換したにもかかわらず、依然として症状が改善されない場合、またジェネレーターの先端から空気は出てくるものの、ガソリンが噴射されない場合、このパーツを確認してください。

普段は、ガソリンタンクに取り付けられているバルブアッシーから先の部分(タンク内)に隠れているパーツですので、なかなかお目にかかることはありませんが、圧力のかかったタンク内のホワイトガスを吸い上げ、ジェネレーターまで運び込むのに重要なパーツです。

タンクが空の状態で長い間保管されていたようなオールドランタンやストーブの場合、このパーツが硬直しているケースがあります。また、古いガソリンによる不純物の付着などが考えられます。その場合は、分解クリーニングをしてみてください。もし、内部のロットが折れている、スプリングが駄目になっているなど、部品自体に問題がある場合は、交換する目安として下さい。